日本代表とFIFAワールドカップ・カタール大会2022のアジア最終予選で対戦するオーストラリア代表は、政府の新型コロナウイルス感染対策の影響により、ホームゲーム扱いである初戦の中国戦で長距離移動を強いられるようだ。19日、オーストラリアメディア『news.com.au』が報じている。
オーストラリア代表はW杯カタール大会のアジア2次予選・グループBを8戦全勝で終えて最終予選へ進出。その最終予選ではサウジアラビア、中国、オマーン、日本、ベトナムと対戦することが決まっている。また、来月のインターナショナルマッチウィーク期間中では、9月2日に中国と対戦するほか、7日にはベトナムとのアウェイゲームを控えている。
オーストラリアサッカー連盟(FFA)は世界中で新型コロナウイルス感染拡大がつづく中、行政に対してシドニーでのホームゲーム開催を要望していたが、政府は自国開催に否定的な姿勢を見せている模様。これにより、オーストラリア代表はカタールの首都ドーハで中国戦に臨むことになるとのこと。また、ベトナム戦については、現時点ではベトナムの首都ハノイで開催予定となっているが、現地メディアの報道によると無観客開催となる可能性があるようだ。
なお、FFAは10月7日に開催予定のオマーン戦と11月11日に控えるサウジアラビア戦の2試合について、自国開催の可能性を探るために引き続き政府や関係機関との協議を行っている。オーストラリア代表のW杯最終予選の日程は以下の通りとなっている。
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9月2日 vs中国(H)
9月7日 vsベトナム(A)
10月7日 vsオマーン(H)
10月12日 vs日本(A)
11月11日 vsサウジアラビア(H)
11月16日 vs中国(A)
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