Jリーグ 徳島ヴォルティス

徳島移籍決定のバケンガが意味深投稿…日本入国の見通しは?

ムシャガ・バケンガ 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの徳島ヴォルティスは、エリテセリエン(ノルウェー1部)のオッドBKから元ノルウェー代表FWムシャガ・バケンガを完全移籍により獲得することが正式決定しているが、同選手は現時点でも来日していない。その中、SNSにおけるバケンガの投稿が話題を呼んでいる。

 オッドBKは徳島ヴォルティスとの交渉において、今月はじめに移籍金400万クローネ(約5000万円)を受け取るほか、徳島ヴォルティスが今季J1リーグ残留を果たした場合には追加で100万クローネ(約1200万円)を受け取ることで合意。そして今月6日にバケンガが徳島ヴォルティスへ完全移籍することを公式発表しているが、徳島ヴォルティスは現在でも同選手に関する公式発表を行っていない。

 徳島ヴォルティスのサポーターからはバケンガの日本入国の見通しが立っているかどうか心配する声が上がっている。その中、本人は17日に自身のインスタグラムアカウントを更新。ストーリー機能において、ノルウェー国内のスポーツジムでトレーニングに励む自身の姿を投稿している。

 これにくわえて、バケンガは「止まっている。(ノルウェーの)国外だからなのか? 特にアフリカだからなのか? これを読んでほしい」と投稿。日本へ入国する見通しが立っていないことを示唆するコメントを残している。

 なお、バケンガは1992年にノルウェー国内で生まれているが、母がUNICEF(ユニセフ:国際連合児童基金)の一員としてコンゴ民主共和国で働いていたことから、2歳の時にコンゴ民主共和国へ移住。しかし、1996年に第一次コンゴ内戦が勃発したことにより、コンゴ民主共和国東部の都市ブカブからノルウェーに戻っていた。