ユベントスはイタリア代表MFマヌエル・ロカテッリの獲得へサッスオーロとの交渉を続けてきたが、17日になって同選手の獲得がほぼ確実となったようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
現在23歳のロカテッリはサッスオーロとの契約を2023年6月まで残す中、ボルシア・ドルトムントやアーセナル、マンチェスター・シティからの関心が伝えられていた。その中、ユベントスはサッスオーロとの交渉を複数回にわたり行うなど、同選手獲得へ注力していた。
ユベントスは先日、サッスオーロに対して500万ユーロ(約6億5000万円)による2年レンタル、2500万ユーロ(約33億円)による買い取りオプション付帯という条件でオファーを提示したものの、これを拒否されていた。
また、ユベントスは買い取りオプション付き、もしくは来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得した場合に発生する買い取り義務付きのレンタルによる獲得を望んでいるのに対して、サッスオーロは来夏までに移籍金全額を受け取ることを要求していると伝えられていた。
しかし、両クラブの首脳陣は17日にも交渉を行うと、移籍金3500万ユーロ(約45億円)+ボーナスの完全移籍により合意。また、ユベントスはロカテッリと2026年6月までの5年契約を結ぶとのことだ。
なお、ロカテッリはサッスオーロの主力として活躍すると、EURO2020のイタリア代表に選出。グループステージ第2節・スイス戦で2ゴールをあげると、決勝トーナメント1回戦・オーストリア戦や準決勝・スペイン戦、決勝・イングランド戦でもピッチに立ち、タイトル獲得に貢献していた。
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