アルミニア・ビーレフェルトに所属するMF奥川雅也は、今月14日に行われたブンデスリーガ2021/22シーズン開幕節・フライブルク戦で先発出場したが、決定機を逃したこともあり67分で途中交代となっていた。そんな奥川雅也に対して、キャプテンを務めるFWファビアン・クロスが励ましのメッセージを送った。15日、ドイツ紙『キッカー』が伝えている。
現在25歳の奥川雅也は、ビーレフェルトが先月末にオーストリア1部の強豪レッドブル・ザルツブルクからの完全移籍が決定。プレシーズントレーニングを通じてコンディションを上げると、今季の開幕戦で先発メンバーに抜擢された。しかし、このフライブルクとの一戦では前半31分と後半2分に決定機でシュートを放ったものの、相手ゴールキーパーのセーブに阻まれていた。また、ビーレフェルトは最後まで得点を奪うことができず、スコアレスドローで試合を終えていた。
それでもゴールを決められなかった奥川雅也に対して、ビーレフェルトでの11シーズン目を迎えている33歳のクロスは試合後のインタビューで「おそらく彼にはもっとパンを食べさせないといけないかもしれないね」とジョークを飛ばしている。
そのうえで「シュートする時にもう少しパワーが必要だね。そこまで悪くはなかったよ」と奥川雅也をフォローするコメントを残している。
なお、奥川雅也は今年1月にレッドブル・ザルツブルクからビーレフェルトへレンタルにより加入。2月19日に行われたブンデスリーガ第22節・ボルフスブルク戦でデビューを飾ると、3月以降はレギュラーに定着。ブンデスリーガ初挑戦ながらも11試合で先発出場を果たし、チームの1部残留に貢献していた。
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