トッテナムがインテルとカリアリMF争奪戦へ！すでにクラブ間交渉開始

　カリアリのウルグアイ代表MFナイタン・ナンデスにはインテルが関心を強めているが、トッテナム・ホットスパーが同選手の獲得レースに加わったようだ。15日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　現在25歳のナンデスは、2018年に行われたFIFAワールドカップ・ロシア大会で5試合に出場し、チームをベスト8に導いた実績を持つ。また、2019年夏のアルゼンチン国内の名門ボカ・ジュニアーズからカリアリへ完全移籍により加入。2020/21シーズンはセリエAで31試合に先発出場するなど、中心選手としてセリエA残留に大きく貢献。そして今夏に開催されたコパ・アメリカ2021では3試合で先発メンバーに名を連ねたが、チームは準々決勝で大会を後にしている。

　ナンデスはカリアリとの契約を2024年6月まで残している。その中、インテルは同選手の獲得にむけて選手サイドから合意を取り付けていたが、クラブ間交渉が難航。カリアリは現行契約に盛り込まれている契約解除金の3600万ユーロ（約47億円）を支払わない限りは放出に応じない姿勢を見せているという。

　その中、トッテナムも同選手の獲得に興味を示している模様。クラブ首脳陣はすでにカリアリへコンタクトをとっており、クラブ間交渉が開始したものとみられる。

　なお、ナンデスは今月はじめにメディアインタビューに応じた際、トレーニングキャンプに参加しない意向を示していたほか、今月14日に行われたコッパ・イタリア（イタリア国内カップ戦）1回戦のピサ戦でメンバー外となっている。セリエAの開幕を直前に控える中、同選手の動向に注目が集まる。