明治安田生命J2リーグのアルビレックス新潟に所属するGK小島亨介は、今月14日に開催されたJ2リーグ第25節・ジェフユナイテッド市原・千葉戦で頭部を強打して途中交代となっていた。同選手は試合翌日に自身のSNSアカウントで感謝の思いを綴っているが、対戦相手の正守護神であるGK新井章太とのやり取りが反響を呼んでいる。
現在24歳の小島亨介は、今年2月に左脛骨疲労骨折による手術を受けて長期離脱を余儀なくされていたが、6月13日に行われた第18節・ファジアーノ岡山戦で戦線復帰。以降は再び正守護神としてリーグ戦7試合連続でゴールマウスを守っていた。しかし、ジェフユナイテッド市原・千葉戦で後半開始早々の50分、ハイボールをキャッチしようとした際に頭部からピッチに落下。両クラブのメディカルスタッフや選手たちが集まる中、同選手は担架に乗せられてピッチを後にしていた。
両クラブのサポーターからは、試合後も小島亨介の状態を心配する声が上がっている。その中、本人は15日の地震のSNSアカウントを更新。「昨日の千葉戦での負傷交代、ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。僕は大丈夫です!その場で対応してくださった全ての方々に感謝します。千葉のトレーナーの方にもサポートいただき、接触した相手選手からもご丁寧に連絡をいただきました。ありがとうございます。切り替えて頑張ります!!」と投稿している。
これに対して、 新井章太は「大事に至らなくて良かった。だけど俺も同じような経験したことあるけど、焦らず慎重に早期復帰を願ってます。昨日言えなかったけど素晴らしいプレーをしてくれてありがとう。小島選手のプレーに刺激受けました」とメッセージを送った。
すると、 小島亨介は「ありがとうございます。僕も新井選手のようにプレーだけでなく人間性も尊敬されるGKになれるように頑張ります! 通算100試合おめでとうございます!また試合できる日を楽しみにしてます!!」と返事。 新井章太も「ありがとう。また試合できる日を楽しみにしてます。今はとにかくお大事に!!」と小島亨介との再戦を望んでいることを伝えた。
これには、アルビレックス新潟とジェフユナイテッド市原・千葉のサポーターから、 小島亨介が大事に至らなかったことに安堵するコメントが多く寄せられている。長期離脱の悔しさを持って再びピッチに戻ってきた同選手は、J1リーグ昇格を目指すアルビレックス新潟において必要不可欠な戦力として、またゴールマウスの前に立つはずだ。
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