Jリーグ ベガルタ仙台

仙台、家庭の事情でDFシマオ・マテが退団…「仙台の一員になれたことを幸せに思う」

ベガルタ仙台のサポーター 写真提供: Gettyimages

 ベガルタ仙台は11日、元モザンビーク代表DFシマオ・マテの退団を発表した。

 クラブの発表によれば、家庭の事情により、帰国を希望するマテの希望を尊重して、双方合意の上で了承したとのことだ。

 モザンビーク代表として32キャップを誇るマテはパナシナイコス(ギリシャ)やレバンテ(スペイン)など複数クラブを渡り歩き、2018年に仙台入り。加入初年度から明治安田生命J1リーグ30試合で3ゴールを記録し、Jリーグ優秀選手に選出される活躍を披露。だが、キャプテンに就任した昨季は負傷の影響などでJ1リーグ18試合の出場に終わると、手倉森誠監督が就任した今季はリーグ戦6試合の出場にとどまっていた。

 仙台退団が決まったマテはクラブ公式サイトを通じて、「ファン、サポーターのみなさまに、たくさんの幸せをいただけたことに、感謝の気持ちを伝えたいです。仙台の初日から、私たち家族は温かく迎えていただきました。ベガルタ仙台ファミリーの一員になれたことを幸せに思います。最後までみなさまと一緒に戦うことができずとても残念ですが、チームが目標を達成できることを祈っています。2年半、本当にありがとうございました。カニマンボ」とコメントしている。