明治安田生命J1リーグのサンフレッチェ広島は11日、GK増田卓也がFC町田ゼルビアへ2022年1月31日まで期限付き移籍することを公式発表している。
現在32歳の増田卓也は、流通経済大学をへて2012年にサンフレッチェ広島へ入団。5シーズンにわたりバックアッパーという立ち位置でチームを支えた後、2017年から2シーズンはV・ファーレン長崎にレンタル移籍により在籍。そして2019年には町田ゼルビアへ期限付き移籍すると、正守護神としてJ2リーグで38試合に出場。昨年からサンフレッチェ広島に復帰していたが、東京五輪のU24日本代表GK大迫敬介やベテランのGK林卓人の前にリーグ戦での出場機会がなかった。
同選手はサンフレッチェ広島のサポーターや関係者に対して「サンフレッチェファミリーの皆様、いつも応援、サポート、ありがとうございます。この度、シーズン途中にはなりますが、チームを離れる決断をしました。復帰後の1年半、悔しい思いが多かったですが、皆様と共にサンフレッチェ広島の一員として闘えたことは、素晴らしい日々でした。感謝しています」
「今シーズン、サポーターの皆様が想い描く結果は中々出せていないかもしれませんが、監督、コーチ、チームスタッフ、フロントスタッフ、そして選手は、目の前の1試合に全てをかけて、魂込めて、闘っています。厳しい声はもちろん必要ですが、最後まで、僕の大好きなサンフレッチェ広島をサポートよろしくお願いします。最後は笑顔で、、、ありがとうございました」とメッセージを送っている。
また、FC町田ゼルビアへの再加入については「再び、FC町田ゼルビアで、プレーできるチャンスを与えてくださり感謝しています。覚悟と責任を胸に、サポーターの皆様へ少しでも多くの勝利と笑顔を届けられるよう、頑張ります。よろしくお願いします」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
なお、FC町田ゼルビアは増田卓也の背番号が「1」に決まったことを発表している。
コメントランキング