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インテルは10日、昨季カリアリへレンタル移籍により加入していた元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランとの契約解除を公式発表している。
ナインゴランは2018年にローマからインテルに移籍したものの、アントニオ・コンテ前監督の構想から外れたことにより、2019年夏に1年レンタルでカリアリへ復帰。昨夏に一度インテルへ戻っていたが、負傷離脱もあり出場機会に恵まれず、今年1月に再びカリアリへ舞台を移していた。同選手はカリアリへのレンタル移籍後、累積警告による出場停止となったセリエA第33節・ローマ戦を除いたリーグ戦全試合で先発出場。セリエB降格の危機に瀕していたチームを残留に導いている。
ナインゴランの去就を巡っては、すでにカリアリと選手サイドが来季もチームにとどまることで合意に達していると伝えられていた。一方で、先週にスュペル・リグ(トルコ1部)の強豪ベシクタシュが獲得オファーを提示。しかし、ナインゴラン本人は古巣カリアリ以外のクラブでプレーすることを考慮していなかったという。
その中、インテルは10日になってナインゴランと双方合意のもと契約解除。また、イギリスメディア『スカイスポーツ』の報道によると、同選手は今回の契約解除により、退職金として給与の50%に当たる額を受け取るとのことだ。
なお、カリアリはクロアチア代表MFマルコ・ログが先月末のトレーニングマッチで再び右ひざ前十字じん帯を断裂し長期離脱が確定している中、完全移籍によるナインゴランの獲得を急いでいた。
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