代表チーム スペイン代表

「今のところは…」東京五輪で話題の段ボールベッドにスペイン代表FWが言及

ラファ・ミル 写真提供: Gettyimages

 東京五輪では、競技以外の部分でも注目を集めている。特に選手村での「段ボールベッド」はイスラエル代表の選手たちが壊したことにより、国内外で大きな話題を呼んでいる。その中、東京五輪に臨んでいるスペインU24代表のFWラファ・ミルは、母国紙『アス』のインタビューで選手村での生活について語った。

 ラファ・ミルは先月31日に行われた準々決勝・コートジボワール戦で後半アディショナルタイムに勝ち越しゴールを奪われた直後に投入されると、2分後に同点ゴールをマーク。その後、スペインは延長戦で3ゴールを奪い勝利。同選手は準々決勝敗退の危機からチームを救ったことで周囲からの評価を高めている。

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 ラファ・ミルはスペインメディアの取材に対して、話題の段ボールベッドについて言及。総合寝具メーカー『エアウィーヴ』が選手村に提供しているベッドは100%段ボールで構成されているが、200kgの荷重に対応できることがすでに実証されているという。その中、イスラエル野球代表の選手たちが何人乗って飛び跳ねればベッドを破壊できるか試したことが大きな話題となっていた。

 この段ボールベッドについては「話題になっているのは知っているけど、使い方次第だね。今のところは寝る時にしか使っていないので大丈夫だよ。これも経験の一部だ」と選手村で生活する上で支障になっていないことを主張。

 また、同選手は選手村での生活について「散歩をする中で普通にトップレベルのアスリートと会えることが素晴らしいね。これまでに経験したことがない出来事だ。スポーツで仲間意識を高めることができるし、とても良い経験だ」と自身のフットボールキャリアにおいて大きなプラス材料となっていることを明かした。

 なお、スペイン代表は3日にメダル獲得をかけて日本代表との準決勝に臨む。選手村で充実した生活を送るラファ・ミルは、日本代表との一戦でもゴールを決めることができるのだろうか。