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マンU移籍決定のバラン、10年過ごしたレアルに別れのメッセージ「心に常にあるクラブ」

ラファエル・バラン 写真提供: Gettyimages

 マンチェスター・ユナイテッド移籍が決定したフランス代表DFラファエル・バランが、レアル・マドリードへの感謝を綴った。

 2011年夏にランスからレアル・マドリードに加わり、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇やラ・リーガ優勝など、クラブのタイトル獲得に大きく寄与してきたバラン。新たな挑戦を希望したことから来夏に現行契約が失効するレアル・マドリードからの契約延長オファーを拒否し、27日にユナイテッド移籍が決定した。

 10年過ごしたレアル・マドリードを去るフランス代表DFは自身のインスタグラムで「ここ数日間は色々な感情があったけど、その感情をみんなと共有したいと思う。僕の心に常にあるクラブ、レアル・マドリードで信じられないような素晴らしい10年間を経て、さよならを言う日がやってきた」と別れと感謝のコメントを掲載した。

 「2011年に移籍してきて以来、僕たちは一緒に全ての期待を背負って、夢にも思っていなかったことを達成できた。全ての監督、とチームメイト、全関係者に感謝したいと思うよ。いつも愛情も持って、接してくれた全マドリディスタに感謝したい。ファンの大きな期待で僕はベストを尽くせたし、成功を収めるための戦いに後押しをしてくれた」

 「世界最高の選手たちとドレッシングルームを共有できたことは誇り。忘れられないほどの勝利を収めたなかでも、”ラ・デシマ(UEFAチャンピオンズリーグで10回目の優勝)”は忘れられないよ。その特別な瞬間を経験できたことはとても光栄だ」

 「最後に全スペイン人、2人の子供が生まれたマドリードの街に感謝したい、この国は僕にとっていつも特別な存在だよ。これはあらゆる点で信じられないような旅だった。僕は全てを捧げたという気持ちで去る。この物語で何1つ変わることはない。新章が始まるよ」