明治安田生命J1リーグのFC東京でプレーしていたFW原大智は、今夏にプルヴァHNL(クロアチア1部)のNKイストラからラ・リーガ(スペイン1部)のデポルティーボ・アラベスへ加入している。しかし、アラベスを率いるハビエル・カジェハ監督は同選手について言及した。29日、スペインの日刊紙『ラ・ラソン』が伝えている。
現在22歳の原大智は、今年2月にFC東京からNKイストラへ完全移籍により加入。すぐさまレギュラーに定着すると、公式戦17試合に先発出場して8ゴール3アシストをマーク。そしてシーズン終了後の先月末にアラベスへの完全移籍が公式発表されており、今月8日からプレシーズントレーニングに合流していた。しかし、同選手は法的な問題の解決にむけて一時帰国。そのため、SDログロニェスやSDアモレビエタ、それに格上であるレアル・ソシエダとのトレーニングマッチを欠場していた。
スペインメディアは原大智が今週中に再入国する予定であると報道。しかし、本人は26日にSNSアカウントに日本国内でトレーニングを積んでいる自身の姿をアップしている。そして28日に行われたスペイン2部に所属するCDミランデスとの親善試合にも出場していない。
その中、カジェハ監督は原大智について「ここにとどまるためのチャンスはまだ十分残されている」とコメント。練習試合に出場できず、レンタルでの放出も考えられる同選手がチームにとどまる可能性があることを明かした。
新天地でチームメイトとのトレーニングを行えずにいる原大智だが、果たして無事にアラベスで2021/22シーズンの開幕を迎えることはできるのだろうか。
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