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チェルシー、仏代表DF巡ってセビージャと交渉開始!伊代表DFの譲渡も

ジュール・クンデ: Gettyimages

 チェルシーがセビージャに所属するフランス代表DFジュール・クンデの獲得に向けて交渉を開始したようだ。イギリス『ガーディアン』が報じた。

 同メディアによれば、チェルシーを指揮するトーマス・トゥヘル監督が守備強化の理想的な選手として、クンデをトップターゲットに見据えている模様。チェルシーは同選手の契約解除金である8000万ユーロ(約103億7000万円)を支払う準備ができていないものの、イタリア代表DFエメルソン・パルミエリ譲渡を選択肢の1つとして、セビージャ側とオープンな交渉を開始したようだ。

 ただ、チェルシーのセンターバック陣にはブラジル代表DFチアゴ・シウバやフランス代表DFクルト・ズマ、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガー、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンが在籍。クンデを獲得した場合、どの選手かを売却する必要があり、現行契約が来夏に失効となるリュディガーとクリステンセンに適切なオファーが届けば売却に応じるとのことだ。

 2019年夏にボルドー(フランス)からセビージャに加入したクンデは、快足を生かした守備範囲の広さや対人の強さを武器に世界屈指のDFに成長。この活躍が認められると、今夏に開催されたユーロ2020ではフランス代表に初選出され、1試合に出場。また、今夏にトッテナム・ホットスパーが獲得に動いたものの、選手自身がUEFAチャンピオンズリーグ出場を希望したため、拒否していた。