元日本代表MF長谷部誠は、長らくキャプテンとしてアイントラハト・フランクフルトを支えている。また、フランクフルトを昨季まで率いていたアドルフ・ヒュッター監督は、今季から対戦相手として顔を合わせる同選手を改めて称賛した。24日、ドイツメディア『Sport 1』が報じている。
オーストリア人のヒュッターは、2018年夏から3シーズンにわたりフランクフルトを指揮。長谷部誠と良好な関係を築く中、昨季はブンデスリーガで快進撃を見せていたが、シーズン終盤に失速して今季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃していた。
また、ヒュッターは昨季限りでフランクフルトの監督を退任。今季からはボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)の指揮官としてブンデスリーガを戦うが、長谷部誠はヒュッター監督の退任発表時に寂しさを口にしていた。
ボルシアMGはヒュッター新監督に対するサポーター向けの質問企画を開催。その中で「今まで指導してきた中で最も素晴らしかった選手」の質問に対して、即答で長谷部誠の名前をあげると「アイントラハト・フランクフルトで指導に当たった長谷部誠は、私にとって桁外れの選手だ。彼は37歳でありながら、高いレベルでプレーしている。その点が私には信じられない」と語っている。
また、同監督は長谷部誠のほかに、リバプールのセネガル代表FWサディオ・マネを挙げている。マネは2012年から2014年にかけてオーストリア国内の強豪レッドブル・ザルツブルクでプレーした過去をもち、2014年夏にヒュッター監督から指導を受けている。
なお、長谷部誠本人も以前のメディアインタビューで自身のパフォーマンスについて「すべてがうまくいっています。1年半前よりもコンディションは良いです」とコメントを残している。引き続きフランクフルトの中心選手として期待を寄せられる長谷部誠のパフォーマンスに注目が集まる。
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