アルフォンス・アレオラ
2012年にPSGのトップチームに加わり、これまでビジャレアル(2015-2016)やマドリード(2019-2020)など多くのクラブに貸し出されたアルフォンス・アレオラ。PSGのGKとしてプレーしたのは2012/13、2016/17、2017/18、2018/19のみである。
2020/21シーズンにはフラムへと期限付き移籍し多くの試合に出場したが、チームの降格を食い止めることができず再びPSGに戻ることとなった。現在新しい行先を探している。
現在アレオラに興味を示しているのはウェストハム・ユナイテッド。PSGへ買い取りオプション付の1年間レンタルをオファーしているようだ。一方、PSGはレンタルではなく完全移籍のオファーを求めており、交渉はもうしばらく成立しない模様である。その間に獲得に手を挙げる他のクラブも現れるだろうか?
アレクサンドル・ルトゥリエ
プレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエA、リーグ・アンでのプレー経験を持つ上述のドンナルンマ、ナバス、リコ、アレオラに続くのは、30歳にしてPSG以外のビッグクラブでの経験がないアレクサンドル・ルトゥリエ。
PSGのユースで育ったルトゥリエは、2009年にパリ・サンジェルマンB(PSG U-23)に昇格し、そこで1シーズンを過ごした。その後、フランス国内の地方クラブや、スイス、ノルウェーで10年ほど過ごすも出場機会をほとんど得られず。
あまり実績がないにもかかわらず2020年にPSGのトップチームに加入したルトゥリエは、移籍を求めず第3GKの座を狙っているようだ。2021年6月までの予定だった契約が1年更新され、7月14日に行われた練習試合のル・マン戦でスタメン出場をしている。
マルシン・ブルカ
チェルシーのユースを卒業し、2019年7月にPSGに移籍したポーランドGKマルシン・ブルカ。2020/21シーズンにはラ・リーガセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)カルタヘナと、リーグ・ドゥ(フランス2部)シャトールーにレンタル移籍したが、両チームでの出場回数は合わせてもわずか13戦となった。
ブルカはPSG加入から約1年後の2020年9月に2025年までの契約更新をしている。期待されている人材には違いないが、今のGKの状況を考えると再びレンタル移籍し、経験を積むことがベストな選択だと思われる。
ルーカス・ラバレ
7月1日にリールから獲得されたばかりのフランス人GKルーカス・ラバレ(18歳)。現時点での同選手の役割は、PSG U-19を強化することだと言われている。
ラバレは2021年1月にリールと初プロ契約を交わす予定だったが、スポーツディレクター(SD)ルイス・カンポス氏が2020年12月に同クラブを離れたことから契約が成立しなかったようだ。その後も交渉が続いたが、PSGが興味を示したことでラバレはリールを離れることとなった。
これまでのラバレの活躍や特徴はあまり明らかとなっていないが、2019年にはフランス代表U-16とU-17に選抜された実績がある。
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