![](https://football-tribe.com/japan/wp-content/uploads/sites/23/2021/07/GettyImages-1321563809.png)
イタリア代表の一員としてEURO2020に臨んでいたDFアレッサンドロ・フロレンツィは、パリ・サンジェルマン(PSG)をレンタル期間満了により退団し、ローマへ復帰している。ただ、イタリアメディア『トゥットメルカート』は16日、同選手の去就が依然として不透明であると報じている。
フロレンツィは2010年のトップチーム昇格以降、主力として長らくローマに在籍していたが、パウロ・フォンセカ前監督のもとで出場機会が激減。昨年1月にバレンシアへレンタルにより加入すると、昨年9月にはPSGへ買い取りオプションが付帯された1年間の期限付き移籍により加入。2020/21シーズンは公式戦32試合に先発出場していた。
しかし、PSGは900万ユーロ(約11億3000万円)による買い取りオプションを行使しない方針を固めると、インテルからモロッコ代表DFアクラフ・ハキミを獲得。フロレンツィの退団を16日に公式発表している。
同選手はローマとの契約を2023年6月まで残している。また、ジョゼ・モウリーニョ新監督の構想に含まれていることから、近日中にプレシーズントレーニングへ合流するものとみられる。
ただ、フロレンツィ本人はレギュラーとしてコンスタントに出場機会を得られる環境を求めている模様。今月中にクラブ首脳陣との会談を行った上で決断を下すとのことだ。
ローマはウルバーハンプトン・ワンダラーズのポルトガル代表GKルイ・パトリシオの獲得を発表しているほか、アーセナルのスイス代表MFグラニト・ジャカの獲得もほぼ確実なものにしている。モウリーニョ新体制のもとでメンバーの入れ替えが行われる中、フロレンツィとしてはプレシーズントレーニングを通じてアピールしたいところだ。
コメントランキング