明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸は16日午前、日本代表FW古橋亨梧がスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)の強豪セルティックへ完全移籍により加入することを公式発表している。
現在26歳の古橋亨梧は、2018年夏にFC岐阜からヴィッセル神戸へ完全移籍。シーズン途中での加入でありながらも、2018シーズンはJ1リーグで13試合に出場して5ゴールをマーク。そして2019シーズンからは前線の主力としてリーグ戦で30試合以上に出場し2桁ゴールをあげると、今季は第4節・名古屋グランパス戦を除いた全試合で先発出場し、すでに14ゴールをマーク。三浦淳寛監督から絶大な信頼を寄せられていた。
一方、セルティックは2020/21シーズンでリーグ優勝を逃したことを受けて、オーストラリア代表やJ1リーグの横浜F・マリノスを率いた実績を持つアンジェ・ポステコグルー氏を新監督として招へい。指揮官とクラブ首脳陣はUEFAチャンピオンズリーグ2次予選ラウンドの1stレグ・ミッティラン戦が行われる今月20日までに新戦力を獲得する方向で意見が一致していた。
Jリーグの縁のある指揮官が就任したことにより、現地メディアは横浜F・マリノスの日本代表FWオナイウ阿道をはじめ複数の日本人選手を獲得候補として取り上げていたが、ヴィッセル神戸で劇的な飛躍を遂げている古橋亨梧が新戦力としてスコットランドへ向かうこととなった。
なお、ヴィッセル神戸は同選手が現地でのメディカルチェック等をへて、正式にサインを交わすこともあわせて発表している。
コメントランキング