プレミアリーグ アーセナル

アーセナルDF、仏1部へのレンタル移籍が決定的に。東京五輪フランス代表の招集拒否

ウィリアン・サリバ 写真提供: Gettyimages

 アーセナルのDFウィリアン・サリバは、リーグアン(フランス1部)のオリンピック・マルセイユへレンタル移籍することがほぼ確実となったようだ。12日、フランス紙『ラ・プロヴァンス』が報じている。

 現在20歳のサリバは、2020年夏にサンテティエンヌでのレンタル期間を終えてアーセナルに復帰。しかし、ミケル・アルテタ監督率いるトップチームでは全試合でメンバー外となり、リザーブチームでの出場が続くと、今年1月にニースへレンタル移籍。シーズン後半戦はリーグアンで20試合に先発出場していた。

 サリバはアーセナルとの契約を2024年6月まで残している。しかし、アルテタ監督の構想から外れていると伝えられると、今月12日までにマルセイユが1年レンタルにより同選手を獲得することでクラブ間合意に至っている。また、今回の取引には買い取りオプションが盛り込まれていないようだ。

 なお、サリバは先月末にフランスサッカー連盟(FFF)が発表した東京五輪のフランスU24代表のメンバーに含まれていた。しかし、クラブ側が東京五輪に派遣しない方針を固めたことにより、今月2日に再発表されたメンバーリストから外れていた。