ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

中盤強化を目指すバルサ、ユーロで好パフォーマンスのリールMFに関心か

レナト・サンチェス: Gettyimages

 バルセロナがリールに所属するポルトガル代表MFレナト・サンチェスの獲得に興味を示しているようだ。フランス『Le 10 sport』が報じた。

 今夏に中盤の強化を標榜しているバルセロナ。昨季限りでリバプールを退団したオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムをそのメインターゲットに見据えていたものの、2倍の年俸額を提示したパリ・サンジェルマン(PSG)に横取りされる格好となった。

 そうしたなか、バルセロナは今夏に開催されたユーロ2020でも好パフォーマンスを披露したレナト・サンチェスに強い関心を示しているという。ただ、財政難を抱える同クラブは今夏に契約満了となったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの再契約にプライオリティを置いていることもあり、ポルトガル代表MFを獲得するにはこの問題を解決しなければいけないと同メディアは指摘している。

 また、レナト・サンチェスにはトッテナム・ホットスパーとアーセナルのノース・ロンドン勢も関心を示している模様。しかし、リールに対して具体的なオファーをしたクラブはないとのことだ。