ジネディーヌ・ジダン氏はレアル・マドリードの指揮官を2020/21シーズン終了後に退任しているが、フランス代表監督に就任することを望んでいるかもしれない。11日、フランス紙『レキップ』が報じている。
ジダン氏はUEFAチャンピオンズリーグ3連覇を果たした2017/18シーズン終了後に一度レアル・マドリード指揮官を退任。しかし、2018/19シーズン途中に再びレアル・マドリード監督に復帰すると、2019/20シーズンはラ・リーガを制覇。しかし2020/21シーズンはUEFAチャンピオンズリーグで決勝進出を逃したほか、リーグ戦でも逆転優勝を果たせず無冠で終了。クラブ首脳陣は続投を要請していたが、ジダン本人の決断により退任へ至っている。
一方、フランス代表はディディエ・デシャン監督のもとEURO2020に臨んだが、決勝トーナメント1回戦でスイス相手にPK戦の末に敗れて大会を後にしている。デシャン監督はフランスサッカー連盟(FFF)との契約を2022年のワールドカップ・カタール大会終了後まで残しているが、今月9日にFFFのノエル・ル・グラエ会長が続投を示唆するコメントを残している。
それでも、ジダン氏はすでに複数クラブからの監督就任のオファーが届いているが、返事を保留している模様。デシャン監督の去就決定を待っているようだ。
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