プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

トリッピアー獲得に動くマンU、ユーロで好プレーのナポリDFも注視か

ジョバンニ・ディ・ロレンツォ: Gettyimages

 マンチェスター・ユナイテッドがナポリに所属するイタリア代表DFジョバンニ・ディ・ロレンツォの獲得に興味を示しているようだ。イギリス『サン』が報じた。

 今夏に右サイドバックのレギュラーを務めるイングランド代表DFアーロン・ワン=ビサカの競争相手の獲得を目指しているユナイテッド。そのなかで、アトレティコ・マドリードに所属するイングランド代表DFキーラン・トリッピアーの獲得に動いているものの、相手クラブ側が要求する移籍金4000万ユーロをできていないため、クラブ間での交渉は平行線を辿っている。

 そうしたなか、ユーロ2020の決勝戦を控えるイタリア代表で好パフォーマンスを披露するディ・ロレンツォはプレミアリーグ移籍に前向きな姿勢を見せていることもあり、去就が不透明となっている模様。ただ、ナポリも同選手を高く評価していることから少なくとも移籍金1700万ポンド(約26億円)を要求するとみられている。

 現在27歳のディ・ロレンツォは2019年夏に推定移籍金680万ポンド(約10億4000万円)でエンポリからナポリに完全移籍。対人プレーと空中戦の強さを武器に在籍2年間で公式戦通算95試合に出場して7ゴール15アシストを記録している。