トッテナム・ホットスパーは東京五輪の日本代表DF冨安健洋の獲得に動いているが、フランス代表の一員としてEURO2020に臨んだセビージャのDFジュール・クンデの獲得に乗り出すかもしれない。10日、スペイン紙『スポルト』が報じている。
現在22歳のクンデは、2019年夏にボルドーからセビージャへ完全移籍により加入。2019/20シーズンにラ・リーガで25試合に先発出場して定位置をつかむと、2020/21シーズンにはUEFAヨーロッパリーグで6試合、リーグ戦で33試合に先発出場。また、EURO2020ではグループステージ第3節・ポルトガル戦でフル出場していたが、ベスト16敗退までの残り3試合では出番がなかった。
クンデはセビージャとの契約を2024年6月まで残しているほか、6500万ユーロ(約85億円)による契約解除条項が盛り込まれているため、今夏獲得は困難という見方が広まっている。
同選手にはレアル・マドリードが獲得に興味を示しているが、ここにきてトッテナムも関心を強めている模様。『スポルト』はトッテナムは5100万ポンド(約78億円)を支払う意向を示していると報じている。
なお、トッテナムは冨安健洋の獲得にむけて移籍金1500万ユーロ(約20億円)+ボーナス300万ユーロ(約4億円)という条件でオファーを提示。しかし、ボローニャが2000万ユーロ(約27億円)を求めていることもあり却下されていた。
コメントランキング