バルセロナは9日、オーストリア1部の強豪ラピッド・ウィーンに所属するオーストリア代表FWユスフ・デミアの獲得を公式発表している。
現在18歳のデミアはラピッド・ウィーンの下部組織で頭角を現すと、2019年5月にトップチームへ昇格。2019/20シーズンに公式戦6試合でピッチに立つと、2020/21シーズンはリーグ戦で25試合に出場して6ゴール3アシストをマーク。UEFAチャンピオンズリーグのプレーオフやUEFAヨーロッパリーグでも出場機会が与えられていた。また、今年3月にオーストリアA代表でのデビューを飾るなど、成長著しいタレントとして注目を集めていた。
デミアはラピッド・ウィーンとの契約を2023年6月まで残す中、マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、バイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムントなど多くのビッグクラブから関心を寄せていた。
その中、バルセロナが同選手を来年6月までのレンタル移籍により獲得することを公式発表。レンタル料は50万ユーロ(約6500万円)であり、1000万ユーロ(約13億3000万円)による買い取りオプションが盛り込まれている。
また、バルセロナはデミアが日本代表FW安部裕葵の所属するBチームに合流することもあわせて発表している。欧州カップ戦でのプレーを経験したデミアは、果たしてトップチーム昇格の切符をつかみとることができるのだろうか。
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