ローマはポルトガル代表の一員としてEURO2020に臨んでいたウルバーハンプトン・ワンダラーズのGKルイ・パトリシオの獲得がほぼ確実となっているようだ。8日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
ルイ・パトリシオは2018年夏にスポルティングCPからウルバーハンプトンへ完全移籍により加入。2020/21シーズンはプレミアリーグで第37節・エバートン戦を除いたすべての試合でゴールマウスを守っている。また、EURO2020ではグループステージ全3試合と決勝トーナメント1回戦のベルギー戦でゴールマウスを守ったが、ベスト16で大会を後にしていた。
一方、ローマはパウロ・フォンセカ前監督の後任として、今年3月までトッテナム・ホットスパーを率いていたジョゼ・モウリーニョ氏を招へい。正守護神を務めていたGKパウ・ロペスはモウリーニョ新監督の構想から外れ、オリンピック・マルセイユへ買い取りオプション付きのレンタル移籍することが8日になって正式決定している。
ローマは8日から2021/22シーズン開幕にむけたプレシーズントレーニングを開始しているが、ルイ・パトリシオはEURO2020後のバカンスを予定よりも早く切り上げた模様。すでにローマはウルバーハンプトンとクラブ間合意に至っており、同選手は来週にもメディカルチェックを受けるとのことだ。
なお、ローマは選手サイドと3年契約を結ぶことで合意に達している。モウリーニョ新体制のもと巻き返しを図る中、ポルトガル代表で多くの経験を積んでいるルイ・パトリシオは、チーム内で重要な役割を担うかもしれない。
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