明治安田生命J1リーグの横浜FCは、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ミネイロに所属するブラジル人DFガブリエルの獲得にむけて本格的な動きを見せているようだ。3日、ブラジルメディア『Mercado do Futebol』が報じている。
現在26歳のガブリエルは、アトレチコ・ミネイロの下部組織で頭角を現し、2016年にトップチームへ昇格。プロ1年目からリーグ戦で14試合で先発メンバーに名を連ねるなど一定の出場機会を得ていたが、2019年1月にボタフォゴFRへレンタル移籍。アトレチコ・ミネイロへ復帰して臨んだ昨季は公式戦わずか10試合の先発出場にとどまっていた。
同選手は今季はリーグ戦でここまで4試合に先発出場して1得点をマーク。しかし、今月4日に行われた第9節・クイアバEC戦ではメンバー外となっている。また、今年3月にアトレチコ・ミネイロと2023年12月までの新契約を結んでいるが、横浜FCがすでに獲得オファーを提示した模様。移籍金や年俸額などオファーの内容については現時点で明らかになっていない。
なお、横浜FCはブラジル1部のCRフラメンゴに所属するパラグアイ代表MFロベルト・ピリス・ダ・モッタ、そしてECバイーアのブラジル人FWジウベルトにも獲得オファーを提示したが、いずれも却下されている。
J1リーグで最下位に低迷する中、シーズン後半戦での巻き返しに向けて戦力補強に動いているが、果たして日本国外から外国籍選手を獲得することができるのだろうか。
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