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浦和、ファブリシオのポルティモネンセ移籍内容が判明!移籍金は…

ファブリシオ 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズは先月30日、ブラジル人FWファブリシオがプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセへ完全移籍することを公式発表しているが、移籍に至る経緯が明らかになっているようだ。2日、ポルトガル紙『O JOGO』が報じている。

 ファブリシオは鹿島アントラーズに在籍した後、2018年夏にポルティモネンセから浦和レッズへ完全移籍により加入。しかし、移籍1年目に左膝前十字靭帯損傷、内側半月板損傷という大怪我で長期離脱。2019シーズン途中に復帰したものの、先発での出場機会を確保できなかった。同選手は昨夏にポルティモネンセへレンタルにより復帰。2020/21シーズンはリーグ戦で21試合に先発出場して4ゴール1アシストをあげていた。

 ファブリシオの去就を巡っては、当初ブラジル人DFマウリシオとともにポルティモネンセが浦和レッズに対して50万ドル(約5500万円)以上を支払うことにより、完全移籍で獲得する可能性が伝えられていた。

 しかし、マウリシオは浦和レッズとの契約を解除してサウジアラビア1部のアル・バーティンへ加入。そして『O JOGO』は、ファブリシオに関しても浦和レッズとの契約を解除した上の移籍であったと主張。浦和レッズは両選手を事実上フリーで手放すという格好になったようだ。

 なお、浦和レッズは今夏のマーケットで日本代表DF酒井宏樹や元デンマーク代表DFアレクサンダー・ショルツ、今季途中まで柏レイソルでプレーしていたMF江坂任を獲得するなど大型補強を敢行している。