Jリーグ 横浜F・マリノス

ポステコグルー率いるセルティック、豪州代表MF獲得へ!ロシアW杯出場の実績

アーロン・ムーイ 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスを今季途中まで率いていたアンジェ・ポステコグルーは、スコットランド1部の強豪セルティックの監督に就任しているが、オーストラリア代表指揮時にともに仕事をしていたMFアーロン・ムーイの獲得を望んでいるようだ。1日、英紙『デイリー・レコード』が報じている。

 現在30歳のムーイは、2016年夏にAリーグ(オーストラリア1部)のメルボルン・シティからマンチェスター・シティへ加入。その後はハダースフィールド・タウン、ブライトンに在籍し、昨夏にブライトンから中国スーパーリーグの上海上港へ完全移籍により加入。今季は開幕からリーグ戦5試合連続で先発メンバーに名を連ねていたが、先月のインターナショナルマッチウィーク明け以降は2試合つづけてメンバー外となっている。

 また、ムーイは2015年3月の国際親善試合・ドイツ戦でオーストラリア代表でのデビューを飾ると、ポステコグルー監督のもとでFIFAワールドカップ・ロシア大会のアジア予選を戦い抜き、本大会でもグループステージ全3試合でピッチに立った経験を持つ。

 上海上港は同選手との契約を2023年6月まで残しているが、ポステコグルー監督就任のセルティックが獲得候補にリストアップしている模様。獲得にはおよそ400万ポンド(約6億1000万円)を要するものとみられる。

 また、ポステコグルー監督とクラブ首脳陣は、今月20日に控えるUEFAチャンピオンズリーグ2次予選ラウンドの1stレグ・ミッティラン戦までに新戦力を確保することで合意に達しているようだ。

 なお、セルティックはアルゼンチン1部のCAタジェレスに所属する19歳のエクアドル人DFピエロ・インカピエの獲得も狙っていたが、ラツィオとの争奪戦に敗れることが濃厚となっているようだ。ポステコグルー新体制のもとでリーグタイトルの奪還、そしてUEFAチャンピオンズリーグでの躍進を目標に掲げるセルティックは、着実に戦力補強を進めることができるのだろうか。