インテルは28日、イタリア代表DFアンドレア・ラノッキアとDFダニーロ・ダンブロージオとの契約延長を公式発表している。
現在33歳のラノッキアは、2011年1月にジェノアからインテルへ完全移籍により加入。サンプドリアやハル・シティへのレンタル移籍をへて2017年夏にインテルへ復帰したが、直近数シーズンは出場機会が激減。今季も公式戦わずか9試合の出場にとどまっていたものの、クラブ首脳陣は最古参のベテランとしてロッカールームで重要な役割を果たしていることを評価。今月末で満了を迎える中、1年間の新契約締結で合意に至っている。
一方、32歳のダンブロージオは2014年1月にトリノからインテルへ完全移籍により加入。数シーズンにわたりし烈なポジション争いを繰り広げてきたが、今季もここまで公式戦わずか8試合に先発出場と出場時間を確保できていなかった。
同選手の去就を巡っては、ミランが2年契約によるオファーを提示していたほか、ナポリやローマなどイタリア国内の複数クラブがこぞって関心を寄せていた。しかし、ダンブロージオ本人はインテル残留を決断。ラノッキアと同じく、インテルと1年契約でサインを交わしている。
なお、インテルは財政面での改善を図るため、今夏のマーケットで複数選手放出の方針を固めており、モロッコ代表DFアクラフ・ハキミのパリ・サンジェルマン移籍がほぼ確実となっている。
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