明治安田生命J3リーグの鹿児島ユナイテッドの指揮官を退任していたオーストラリア人のアーサー・パパス氏は、Aリーグ(豪州1部)に所属するニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツFCの監督に就任した。28日、クラブ公式サイトが伝えている。
パパス氏は豪州やサウジアラビア、インド国内のクラブを率いた後、2019年から2シーズンにわたりJ1リーグの横浜F・マリノスでコーチを務めていた。また、今季から鹿児島ユナイテッドで指揮を執っていたが、家庭の事情により双方合意のもと先月末に契約解除を行っていた。
パパス氏は母国へ戻ると、ニューカッスル・ジェッツと2023年6月までの2年契約によりサインを交わしている。また、同氏は2011/12シーズンにニューカッスル・ジェッツのアシスタントコーチを務めていた過去を持っており、9年ぶりとなる復帰について「およそ10年前のジェッツでの仕事は素敵なストーリーだった。監督としてクラブを立て直すために戻ってきた。再びここで仕事をすることをとても楽しみにしている」とコメントを残している。
なお、ニューカッスル・ジェッツは今季、12クラブが参加するAリーグで5勝6分11敗、勝ち点21の11位に終わっている。来季への巻き返しを求められる中、セルティックの指揮官に就任したアンジェ・ポステコグルーの元右腕の采配に注目が集まる。
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