ユベントスやボルシア・ドルトムントは、サッスオーロのイタリア代表MFマヌエル・ロカテッリの獲得へ本格的な動きを見せている。その中、プレミアリーグのクラブも同選手の獲得レースに加わっているようだ。25日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
ロカテッリの去就を巡っては、サッスオーロとの契約期間が2023年6月までである中、バルセロナをはじめ複数クラブが関心を寄せている。また、ボルシア・ドルトムントは先週末からサッスオーロとの交渉を開始したほか、ユベントスも直近数カ月にわたりサッスオーロ側との交渉を続けていると伝えられている。
ユベントス幹部は23日にサッスオーロ首脳陣と会談。サッスオーロが移籍金として4000万ユーロ(約53億円)を求める中、ユベントスは買い取り義務付きのレンタルで総額3000万ユーロ(約40億円)、19歳のDFラドゥ・ドラグーシンの譲渡という条件でオファーを用意しているようだ。また、周囲から会談の内容がポジティブなものだったという声が上がっていた。
しかし、ロカテッリがイタリア代表の一員として望んでいるEURO2020で好パフォーマンスを披露していることもあり、アーセナルやマンチェスター・シティも同選手の獲得に乗り出す模様。争奪戦はよりし烈なものになるようだ。
なお、サッスオーロの幹部は23日にメディアインタビューを受けた際、現時点では国外クラブからしか正式なオファーが届いていないことを明かしている。ユベントスがマーケットでサッスオーロと良好な関係を築いている中、プレミアリーグのクラブが今後どのような動きを見せるのか注目が集まる。
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