プレミアリーグ アーセナル

アーセナルMF、セリエA復帰報道もオファーは…代理人が現状を説明

ルーカス・トレイラ 写真提供:Gettyimages

 アーセナルからアトレティコ・マドリードへレンタルにより加入していたウルグアイ代表MFルーカス・トレイラはセリエA復帰に近づいているが、イタリア国外の複数クラブからもオファーが届いているようだ。24日、イタリアメディア『トゥットメルカート』が報じている。

 トレイラはアーセナルとの現行契約を2023年6月まで残しているが、ミケル・アルテタ監督の構想に含まれていない。また、ラツィオが同選手の獲得にむけてアーセナルと交渉を行っており、1500万ユーロによる買い取り義務付きの1年レンタルで合意に近づいている。選手サイドには年俸300万ユーロ(約4億円)+ボーナスという条件でオファーを提示していると伝えられていた。

 しかし、トレイラの代理人はイタリアメディアのインタビューで同選手の去就について質問を受けると「スペイン、フランス、ロシアからオファーが届いているが、彼はイタリアに戻りたがっている。アーセナルは彼の状況について理解しており、今は我々の抱えている問題の解決にむけて助けてくれている」とコメント。イタリア国外の複数クラブから獲得の打診を受けている現状を明かした上で、セリエAクラブからのオファーを優先する姿勢を打ち出している。

 なお、トレイラは2018年夏に開催されたワールドカップ・ロシア大会でウルグアイ代表をベスト8へと導く活躍を見せると、サンプドリアからアーセナルへ完全移籍。昨年10月にはアトレティコ・マドリードへ今年6月までのレンタルにより加入したものの、今季は公式戦わずか5試合の先発出場に終わっていた。