マンチェスター・ユナイテッドはボルシア・ドルトムントに所属するイングランド代表MFジェイドン・サンチョ獲得に近づいているようだ。24日、イギリス、マンチェスターの地元メディア『マンチェスターイブニングニュース』が報じている。
現在21歳のサンチョは、ドルトムントとの現行契約を2023年6月まで残しているが、ドイツ国外のビッグクラブから関心を寄せられている。同選手には昨夏にマンチェスター・ユナイテッドが獲得に乗り出していたが、ドルトムントが1億2000万ユーロ(約156億円)という高額な移籍金を要求したことにより破談に終わっていた。
しかし、マンチェスター・ユナイテッドは今夏獲得にむけて複数回にわたってドルトムントとの交渉を行っている模様。すでに2度にわたりサンチョの獲得オファーを提示しているが、却下されていた。
その中、マンチェスター・ユナイテッドはドルトムントに対して、移籍金8500万ユーロ(約113億円)とボーナスを用意することを伝えた模様。ドルトムントは9500万ユーロ(約126億円)を求めており、現在両クラブはボーナスの設定額について議論を交わしているようだ。
なお、サンチョは2017年夏にマンチェスター・シティからドルトムントに加入。直近数シーズンで急成長を遂げており、今季も公式戦34試合で先発出場し16ゴール20アシストをマーク。また、先月13日に行われたDFBポカール(ドイツ国内カップ戦)決勝・RBライプツィヒ戦では2得点をあげ、タイトル獲得に大きく貢献している。
すでにマンチェスター・ユナイテッドと選手サイドが2026年6月までの5年契約を結ぶことで合意に達している中、クラブ間合意に達する可能性が高まっている。
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