ミランのトルコ代表MFハカン・チャルハノールは契約満了による今夏退団が噂されているが、ライバルクラブであるインテルへ移籍することがほぼ確実になったようだ。21日、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『スカイスポーツ』など複数メディアが一斉に報じている。
ミラン首脳陣は選手サイドと複数回にわたり契約延長にむけた交渉を行ってきたが、現時点でも合意には至っていない。また、チャルハノールにはカタール1部のアル・ドゥハイルSCやユベントスへ移籍する可能性が取りざたされたが、これらの噂は立ち消えとなっていた。
しかし、先週にアトレティコ・マドリードがチャルハノールの獲得に興味を示すと、今週に入ってインテルが同選手の代理人との交渉を開始。年俸500万ユーロ(約6億5000万円)+ボーナスによる3年契約で合意に達しており、22日にもメディカルチェックを受けるようだ。
なお、ミランは今月末に契約満了を迎える中でも、年俸400万ユーロ(約5億2000万円)+ボーナスからオファー内容の見直しは行わない姿勢を貫いていた。そのため、選手サイドは年俸面で好条件のオファーを提示したインテルへの加入を選択したものとみられる。
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