ブンデスリーガ ボルシア・ドルトムント

ドルトムント、ソシエダのスウェーデン代表FWの買戻し条項が無効に

レアル・ソシエダのアレクサンデル・イサク 写真提供: Gettyimages

 レアル・ソシエダは19日、スウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクの買い戻し条項を無効にすることでボルシア・ドルトムントと合意に達したと公式発表している。

 イサクはスウェーデンのAIKソルナから17歳にしてボルシア・ドルトムントへ完全移籍により加入したことが大きな話題を呼んだが、度重なる負傷もあり周囲からの期待に応えられず、2019年夏にレアル・ソシエダへ加入。しかし、今季は公式戦39試合で先発出場。17ゴールをマークするなど完全復活を印象付けていた。

 一方、ドルトムントはノルウェー代表FWアーリング・ハーランドとイングランド代表MFジェイドン・サンチョの去就が不透明であることから、今夏にも3000万ユーロ(約38億円)によるイサクの買い戻し条項を行使する可能性が伝えられていた。

 しかし、同選手との現行契約を2024年6月まで残しているレアル・ソシエダは、この買い戻し条項を取り除くことに成功している。

 なお、レアル・ソシエダはイサクとの契約において、7000万ユーロ(約91億円)による契約解除条項が盛り込んでいる。しかし、同選手がEURO2020の舞台で好パフォーマンスを発揮していることから、今夏のマーケット期間でビッグクラブから巨額オファーが届く可能性があるようだ。