トッテナム・ホットスパーの新監督招へいが難航しているようだ。イタリア『スカイ』など複数メディアが報じている。
4月下旬にジョゼ・モウリーニョ監督を解任したトッテナムは、コーチを務めていたライアン・メイソン氏が残りの試合で指揮を執り、シーズンを終えていた。パリ・サンジェルマン(PSG)のマウリシオ・ポチェッティーノ監督や今季限りでインテルを退任したアントニオ・コンテ監督、ベルギー代表を率いるロベルト・マルティネス監督らの招へいを目指したものの、交渉がまとまらなかった。
その後、今季限りでローマの指揮官を退任したパウロ・フォンセカ監督と交渉を行なっていることが明るみになり、3年契約で口頭合意。しかし、財務面で両者の見解に隔たりがあったため、最終局面で交渉が破談に終わったという。
そうしたなか、トッテナムは次なる監督候補としてジェンナーロ・ガットゥーゾ監督に照準を当てており、同監督の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏と、新たにディレクターに就任したファビオ・パラティチ氏が会談し、交渉は順調に進展している模様。なお、同監督は来季からフィオレンティーナの新指揮官に就任することが決まっていたものの、補強政策を巡って上層部と軋轢が生じ、わずか23日で退任していた。
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