バルセロナはオリンピック・リヨンを今季限りで退団したオランダ代表FWメンフィス・デパイの獲得がほぼ確実となったようだ。16日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。
現在27歳のデパイは2017年1月にマンチェスター・ユナイテッドからリヨンへ完全移籍により加入すると、2017/18シーズンに公式戦55試合に出場し22ゴール17アシストをマークして復調。今季はここまで公式戦38試合に出場して22ゴール10アシストをあげているほか、大半の試合でゲームキャプテンを任せられていた。
デパイの去就を巡っては、先月に同選手の代理人はバルセロナ首脳陣と複数回にわたり会談を行っているほか、デパイ本人が先月末にバルセロナ市内で目撃されたという情報が飛び交っていた。また、オランダ代表でともに仕事をしたロナルド・クーマン監督が来季もバルセロナを率いることが決定。これにより、周囲では、デパイのバルセロナ加入が濃厚という見方が広まっていた。
ただ、今月10日にスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』はユベントスが同選手に対して年俸300万ユーロ(約4億円)によるオファーを提示したと報道。一部では、バルセロナが獲得を逃す可能性があるという声が上がっていた。
しかし、バルセロナは年俸500万ユーロ(約6億7000万円)による2年契約で合意に達した模様。一方、ユベントスはアトレティコ・マドリードからレンタルにより加入していたスペイン代表FWアルバロ・モラタのレンタル期間延長オプションを行使している。
なお、バルセロナはリバプールを今季限りで退団したオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの獲得に迫っていたが、パリ・サンジェルマンが950万ユーロ(約12億7000万円)の高額年俸を伴ったオファーを提示したこともあり、獲得を逃していた。
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