明治安田生命J1リーグの浦和レッズは、現在プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセへレンタルにより加入しているDFマウリシオとFWファブリシオを完全移籍により放出することでポルティモネンセと合意に達したようだ。12日、ポルトガル紙『O JOGO』が報じている。
マウリシオは2017年夏にプリメイラリーガのマリティモから浦和レッズへ移籍。移籍1年目から守備陣の主力を担うと、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に貢献。しかし、昨季はJ1リーグでわずか2試合の出場にとどまると、昨夏にポルティモネンセへレンタルにより加入。今季はリーグ戦で33試合に先発出場するなど、最終ラインで再びレギュラーに定着するとともに、プリメイラリーガ残留に貢献していた。
一方、ファブリシオは鹿島アントラーズに在籍した後、2018年夏にポルティモネンセから浦和レッズへ完全移籍により加入。しかし、移籍1年目に左膝前十字靭帯損傷、内側半月板損傷という大怪我で長期離脱。2019シーズン途中に復帰したものの、先発での出場機会を確保できなかった。同選手は昨夏にポルティモネンセへレンタルにより復帰。昨季はリーグ戦で21試合に先発出場して4ゴール1アシストをあげていた。
両選手のレンタル期間は今月末までとなっている。しかし、ポルティモネンセは浦和レッズに対して50万ドル(約5500万円)以上を支払うことにより、完全移籍で2選手を獲得することで合意を取り付けたようだ。
なお、ポルティモネンセはファブリシオとマウリシオの完全移籍による獲得を近日中に公式発表するものとみられる。
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