プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

マンU、セリエA最優秀DF獲得へ60億円でオファーも却下。冨安健洋の去就に影響も

クリスティアン・ロメロ 写真提供: Gettyimages

 マンチェスター・ユナイテッドは今季アタランタでプレーしていたアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロにオファーを提示したものの、却下されたようだ。9日、イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。

 ロメロは昨夏にユベントスからアタランタへ2年間のレンタル移籍により加入。今季は公式戦40試合で先発出場し、不動のセンターバックとして来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献。また、同選手は今季セリエAのDF部門における最優秀選手に選出されている。

 ロメロはユベントスとの契約期間を2025年6月まで残しているが、アタランタは1600万ユーロ(約21億円)による買い取りオプションを行使する方針を固めている。その中、マンチェスター・ユナイテッドは移籍金4500万ユーロ(約60億円)による獲得オファーを提示。しかし、アタランタは6000万ユーロ(約80億円)以上のオファーが届いた場合にのみ交渉に応じる姿勢を見せており、これを却下したようだ。

 なお、アタランタはボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋の獲得にむけてクラブ間交渉を行っている。DFのセリエA最優秀選手に選出されたロメロの去就が冨安健洋の動向に影響を与える可能性もあるだけに、今後の交渉の行方に注目が集まる。