ミランはチェルシーに所属するモロッコ代表FWハキム・ツィエクの獲得にむけて、クラブ間交渉を開始したようだ。8日、イギリスメディア『スカイスポーツ』やイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
現在28歳のツィエクは、昨夏にエールディビジ(オランダ1部)の強豪アヤックスからチェルシーへ完全移籍により加入。しかし、今季はひざの負傷により開幕から出遅れるとプレミアリーグで15試合、UEFAチャンピオンズリーグでは3試合の先発出場にとどまり、トーマス・トゥヘル監督就任後に出場機会を減らしている。
ツィエクとチェルシーの現行契約は2025年夏まで残っているが、ミランのステファノ・ピオリ監督が同選手のパフォーマンスを高く評価している模様。また、チェルシーも放出に前向きな姿勢を見せており、すでに両クラブは交渉を開始しているようだ。
なお、両クラブは今冬にミランへレンタルにより加入したイングランド代表DFフィカヨ・トモリについて、買い取りオプション行使によりミランがチェルシーに2800万ユーロ(約37億円)を支払うことで合意したものとみられる。
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