プレミアリーグ チェルシー

ストライカー補強明言のチェルシー、ドルトムントFW獲得に向けて始動か

アーリング・ハーランド: Gettyimages

 チェルシーが、ボルシア・ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの獲得に向けて動き出したようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。

 今年1月に招へいしたトーマス・トゥヘル監督のもとでUEFAチャンピオンズリーグ優勝を果たしたチェルシー。しかし、昨夏に推定移籍金5000万ユーロ(約66億6000万円)を投じて獲得したドイツ代表FWティモ・ベルナーが適応できずに得点力不足に苦しんだことからトゥヘル監督は今夏のストライカー獲得希望を明言している。

 その候補としてトッテナム・ホットスパーのイングランド代表FWハリー・ケインやインテルのベルギー代表FWロメル・ルカクをリストアップするなか、チェルシーはハーランド獲得に向けて調査を開始したという。

 ただ、イングランド代表MFジェイドン・サンチョのマンチェスター・ユナイテッド移籍が取り沙汰されているドルトムントは攻撃の二枚看板を流出することに否定的であり、ハーランドに対して1億7000万ポンド(約262億9000万円)を要求する模様。そこでチェルシーはトゥヘル体制下で構想外となり、市場価値が4000万ポンド(約61億8000万円)と見積もるイングランド代表FWタミー・アブラハムの譲渡を検討しているとのことだ。