バルセロナのロナルド・クーマン監督は今夏解任の可能性がささやかれていたが、来シーズンも指揮を執ることがほぼ確実となったようだ。2日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
クーマンはオランダ代表を率いた後、昨夏にバルセロナの指揮官に就任。しかし、今季はUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16で敗退。また、リーグ戦では序盤から勝ち点の取りこぼしが目立つと、第37節・セルタ戦で逆転負けを喫したことにより、優勝の可能性が消滅。結局、首位アトレティコ・マドリードに7ポイント差の3位に終わっている。
コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)のタイトルこそ獲得したものの、リーグ優勝を逃したこともあり、周囲ではクーマン監督解任の可能性が高いという見方が広まっていた。
しかし、バルセロナは3日の取締役会で同監督の続投を承認する模様。また、年俸面などで契約内容の見直しを行うものとみられ、タイトル数をはじめ新たに設定させる条件を満たした場合には、1年の契約期間延長オプションが行使されるようだ。
不本意なシーズンを過ごしたバルセロナだが、クーマン監督続投というクラブの決定に対してファンからどのような声が上がるのだろうか。
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