明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレからプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のCDサンタ・クララへ今冬に移籍した日本代表MF守田英正は、この夏のマーケット期間で再び所属クラブを変える可能性があるようだ。1日、ポルトガル紙『A BOLA』が伝えている。
現在26歳の守田英正は2017年に川崎フロンターレの特別指定選手となり、2018年に入団。し烈なポジション争いの中で一気にレギュラーを確保すると、昨季はリーグ戦32試合に出場するなどJ1リーグ優勝、さらには天皇杯制覇に大きく貢献。今年1月にCDサンタ・クララと3年半の契約を結んでいた。
同選手はサンタ・クララ加入後、1月25日に行われたプリメイラリーガ第15節・リオ・アヴェ戦以降、リーグ戦全試合でフル出場。中盤センターに必要不可欠な戦力としてダニエル・ラモス監督から絶大な信頼を寄せられていた。また、CDサンタ・クララは今季のリーグ戦を6位で終えている。
その中、『A BOLA』はポルトガル国外クラブが守田英正の獲得に関心を寄せていると報道。具体的なクラブ名こそ明らかになっていないものの、今季のパフォーマンスを踏まえると、ステップアップ移籍の可能性が高いと考えられそうだ。
なお、CDサンタ・クララはキャプテンを務めるポルトガル人DFファビオ・カルドーゾがSCブラガ移籍に近づくなど、複数選手が退団に向かっている模様。これにより、クラブはおよそ1000万ユーロ(約13億3000万円)の売却益を得るとのことだ。
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