ラ・リーガ バルセロナ

バルセロナ、ステップアップ希望公言のフランス代表DF獲得レースに参戦か

ジュール・クンデ: Gettyimages

 バルセロナが、セビージャに所属するフランス代表DFジュール・クンデの獲得レースに参戦するようだ。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が報じた。

 2019年夏にボルドー(フランス)からセビージャに加入したクンデは、快足を生かした守備範囲の広さや対人の強さを武器に世界屈指のDFに成長。今季も公式戦49試合に出場して4ゴール1アシストの成績を収めると、今夏に開催されるEURO2020のフランス代表メンバーに初選出されている。

 そのクンデにはレアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッドら複数のメガクラブが視線を注ぐなか、ロナルド・クーマン監督は1日にマンチェスター・シティを退団したスペイン代表DFエリック・ガルシアを獲得したにも関わらず、新たなCBの獲得を希望している模様だ。

 同クラブではフランス代表DFサミュエル・ユムティティの売却を希望しており、その後釜としてクンデに関心を示しているとみられている。しかし、同選手の契約解除金は7500万ユーロに設定されており、経済難を抱えるバルセロナにとって手の出せない金額のようだ。

 なお、クンデは先日「今夏にクラブを変えるかもしれないけど、何も決めていない」と移籍を示唆。その後、フランスメディアに対して「僕はすでにビッグクラブにいる。だけど、より大きなクラブでプレーしたいとも思っているんだ」とステップアップを公言している。