ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

アトレティコ、ウディネーゼMF獲得へ交渉開始!ミランと争奪戦か

ロドリゴ・デ・パウル 写真提供: Gettyimages

 アトレティコ・マドリードはウディネーゼに所属するアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウルの獲得に向かうようだ。29日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 現在27歳のデ・パウルは、2016年夏にバレンシアからウディネーゼに加入。移籍1年目から公式戦33試合に先発出場して主力に定着すると、中盤や前線に近いポジションでチームをけん引する存在に成長。今季もセリエAで36試合に先発出場して9ゴール10アシストをマークしているほか、大半の試合でゲームキャプテンを任せられていた。

 デ・パウルはウディネーゼとの契約期間を2024年6月まで残しており、本人もウディネーゼ残留を望んでいることを先日クラブ公式チャンネルを通じて明かしていた。しかし同選手の去就を巡っては、かねてからインテル、ユベントスやミランなどイタリア国内の複数クラブが関心を寄せているほか、リーズ・ユナイテッドも獲得に興味を示している。

 その中、中盤センターの選手層強化を目論むアトレティコ・マドリードは、選手サイドとの交渉を開始した模様。また、アトレティコは移籍金2000万ユーロ(約26億円)を用意しているほか、今季グラナダへレンタル移籍していた20歳のアルゼンチン人DFネウエン・ペレスを交渉材料に盛り込むようだ。

 なお、ミランもデ・パウルの獲得にむけた動きを見せている模様。ミランは昨夏に獲得したばかりのノルウェー代表FWイェンス・ペッター・ハウゲを差し出すことを考慮しているが、一方でウディネーゼは移籍金として少なくとも4000万ユーロ(約53億円)を求めるものとみられる。