明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は、今夏にスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)の強豪セルティックへ舞台を移す可能性が高まっているようだ。28日、豪州メディア『FTBL』が報じている。
ポステゴグルー監督はオーストラリア代表監督としてFIFAワールドカップ・ロシア大会の大陸間プレーオフを勝ち抜いた後、横浜F・マリノスの指揮官に就任。Jリーグでの1年目こそ残留争いに巻き込まれて12位に終わったものの、2019シーズンにJ1リーグを優勝。今季もここまでリーグ戦15試合を終えて勝ち点31を獲得しており、名古屋グランパスやサガン鳥栖など複数クラブとの上位争いを繰り広げている。
一方、セルティックは昨季までプレミアシップ9連覇、スコティッシュカップ4連覇を果たしていたが、今季はかつてリバプールでプレーしていたスティーブン・ジェラード氏の率いるレンジャーズにリーグタイトルを明け渡していた。また、セルティックは今年2月にニール・レノン監督が辞任。現在37歳のジョン・ケネディ氏が暫定的に指揮を執っていた。
セルティック首脳陣は新監督の招へいにむけて動いている模様。昨夏までプレミアリーグのボーンマスを率いていたエディ・ハウ氏を招へいする可能性がささやかれていたが、28日にクラブはハウ氏との交渉が決裂したことを公式発表している。
その中、『FTBL』はセルティックがすでにアンジェ・ポステコグルー監督側との交渉を進めており、合意に近づいていると報道。また、イギリス国内の複数メディアもポステコグルーがセルティック次期指揮官の最有力候補であると伝えている。
オーストラリアや日本国内で実績を積み重ねてきたポステコグルー監督だが、シーズン途中で横浜F・マリノスを去る可能性が浮上していることが、多くのJリーグファンに衝撃をもたらしているはずだ。
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