アデミウソン(元ガンバ大阪)
中国2部で再スタート中
2016年から2020年にかけてガンバ大阪に貢献したブラジル人FWアデミウソン。
チームの中心選手として活躍していた中、2020年10月25日に大阪府茨木市内にて交通事故を起こし、酒気帯び運転、ひき逃げの報告義務違反の容疑で任意捜査を受ける。それに伴い12月28日にG大阪は契約解除を発表した。
その後Jリーグ復帰も噂されたアデミウソンだが、2021年1月に中国サッカー・甲級リーグ(中国2部)武漢三鎮と契約を交わす。現時点までに5試合にフル出場し、2得点を挙げている。
セランテス(元アビスパ福岡)
母国スペインでJ復帰を目指し中
2020シーズンにアビスパ福岡のJ1昇格に貢献した後、契約満了を告げられたスペイン人GKジョン・アンデル・セランテス。自身のTwitterで「私は日本が大好きです。まだ日本でプレーしたいです。どうか私の新しいクラブを探すのを手伝って下さい」と訴えた。
残念ながら獲得を検討したJリーグクラブは現れず。2021年2月1日に母国スペインのラ・リーガ2部(セグンダ・ディビシオン)のテネリフェに加入し、控えキーパーとなった。出場できたのはわずか1試合、5月19日に行われた第40節マヨルカ戦(0-1の敗北)である。
日本文化を愛して止まないセランテス。Jリーグ復帰を今なお望み続けている。手を上げるクラブは現れるだろうか?
アン・ヨンウ(元サガン鳥栖)
Kリーグ大邱でトップ追駆中
2017シーズン途中にサガン鳥栖に移籍し、2020シーズン終了まで同クラブで戦った韓国人MFアン・ヨンウは、2021年1月14日にKリーグ1の大邱FCへ移籍し、約4年ぶりに韓国サッカーへ復帰。
大邱FCでは左サイドハーフとして多くの試合に出場しているが、2021シーズン最初の3試合ではセンター・フォワードとしても起用された。現時点までで0ゴール1アシストという記録になっている。
大邱FC(勝点29)は8試合負けなしであり、現在はリーグ4位。この勢いで戦い続ければ、1位の蔚山現代(勝点33)を追い越す可能性も十分だ。
ムン・キョンゴン(元大分トリニータ)
Kリーグ大邱で奮闘中
アン・ヨンウと同様に2020シーズンを最後にJリーグを離れ、大邱FCに加入したもう1人の選手。2017年から2020年にかけて大分トリニータに所属した韓国人GKムン・キョンゴンである。
日本で過ごした4年間では19試合出場に留まったムン・キョンゴンだが、韓国でも控えキーパーとしての日々が続いている。
Kリーグ1第4節の済州ユナイテッド戦(1-1)、第5節の全北現代モータース戦(2-3)でピッチに立つも、2試合で4失点を喫してチームを勝利に導くことができなかった。
マテイ・ヨニッチ(元セレッソ大阪)
中国上海申花で活躍中
2017年から2020年にかけてセレッソ大阪で活躍したクロアチア人DFマテイ・ヨニッチ。2019シーズンはリーグ戦全試合に出場し、ディフェンスの要としてリーグトップのクリア回数(219)を記録するなど、チームのJリーグ最少失点に大きく貢献した。
そのヨニッチは、2021年1月21日に中国スーパーリーグ上海申花へ完全移籍を果たし、全ての公式戦にセンターバックとして出場している。
30歳という年齢を考え家族に相談した後に、自ら中国への移籍を決意したヨニッチ。Jリーグに復帰する可能性は極めて低いと思われる。
ルーカス・ミネイロ(元セレッソ大阪)
ポルトガルで複数クラブを魅了中
2020シーズン開始前に、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAのシャペコエンセからC大阪にレンタルで加入したブラジル人MFルーカス・ミネイロは、わずか半年ほどでポルトガル、プリメイラ・リーガのジル・ヴィセンテに移籍した。
ジル・ヴィセンでは、東京ヴェルディからレンタル移籍中のMF藤本寛也と共にに戦い、5月21日に終了した2020/21シーズン中は中盤の要としてほぼ全試合に出場した。
ジル・ヴィセンテはミネイロを完全に獲得したい模様。しかし同選手は、4位でシーズンを終了したブラガや、トルコのクラブなどから幾つかのオファーを受けていることが噂されている。
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