オルンガ(元柏レイソル)
カタールでゴールラッシュ継続中
2018年8月10日に柏レイソルに加入し、多くの得点を重ねたアフリカ人FWマイケル・オルンガ(日本登録名オルンガ)。2020シーズンには28得点を記録しJ1リーグ得点王となった上、アフリカ人初となるJリーグMVPにも輝いた。
シーズン終了後の2021年1月12日、スターズリーグ(カタール1部)アル・ドゥハイルへの電撃移籍が発表された際は、多くの柏サポーターが悲しんだことだろう。
オルンガのゴールラッシュは、カタールでも止まらない。アル・ドゥハイルでは19試合に出場し15得点を記録。さらに1月25日に行われた国内カップのアル・アハリ戦、そして4月22日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)エステグラル戦では、ハットトリックを挙げている。
ジオゴ・マテウス(元川崎フロンターレ)
母国ブラジルで活躍中
2020シーズン、カンピオナート・パウリスタ・セリエA1(ブラジル・サンパウロ州1部)のフェロヴィアリアから川崎フロンターレに期限付きレンタルで加入したブラジル人DFジオゴ・マテウスは、期間満了により1年限りでブラジルに戻ることとなった。
2018年にフェロヴィアリアに移籍後はレンタルで転々としてきたジオゴ・マテウスだが、ようやく同クラブの一員としてピッチで実力を示す時が来たようだ。
カンピオナート・パウリスタでの2021シーズンは、現時点までにメンバー入りをしなかった試合はわずか2試合。第1節のAAインテルナシオナル戦と、第12節サンカエターノ戦のみである。
エリキ(元横浜F・マリノス)
中国長春亜泰で11番
2019年にカンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル1部)のパルメイラスから横浜F・マリノスにレンタルでやってきたブラジル人FWエリキは、期限付き移籍期間満了により2021年1月に横浜を離れた。
エリキは母国のパルメイラスにも別れを告げ、2月25日に中国スーパーリーグ長春亜泰への完全移籍を果たす。現在「11番」を背負い戦っている。
中国スーパーリーグは5節目を終えたところだが、エリキは全試合に出場するも現時点での得点はわずか1点に留まっている。
ジョー(元名古屋グランパス)
コリンチャンスと訴訟中
2020年6月21日に名古屋グランパスから契約解除が発表され、3度目となる母国カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAのコリンチャンスでプレーする元ブラジル代表FWジョー。
Jリーグでは2018年の得点王に輝くなど活躍するも、現在はゴールの数が減ってしまっている。さらには同じ試合で2度PKを外したり(2020シーズン第4節コリチーバ戦)、相手選手の脇腹を殴打(2020シーズン第8節サンパウロ戦)するなどし、サポーターの怒りも浴びているようだ。
そんな“問題児”ジョーだが、名古屋グランパスともトラブルを抱えている。ジョーは昨年12月までの契約期間を残したまま昨年4月に帰国し、チーム活動に参加しないことが問題となって名古屋を退団。国際サッカー連盟(FIFA)がジョーとコリンチャンスに対して名古屋に340万ドル(約3億5500万円)の賠償金を支払うよう命じていたが、ジョーとコリンチャンスはこの判決を不服とし、2021年2月末にスポーツ仲裁裁判所(CAS)へ申し立てを行なったようだ。
オ・ジェソク(元名古屋グランパス)
9年ぶりKリーグで活躍中
ガンバ大阪で7シーズン(2013-2019)、名古屋で2020シーズンを過ごした韓国人DFオ・ジェソクは、9年ぶりに韓国サッカーへの復帰を果たした。現在所属しているクラブはKリーグ1の仁川ユナイテッドである。
Kリーグ1は第18節を終えたところだが、オ・ジェソクはうち15試合でメイン右サイドハーフ、または右サイドバックとして活躍している。
名古屋を離れる際は「グランパスからは延長オファーもいただきましたが、韓国でプレーすることも自分の夢として持っていましたので、今は一度、韓国に戻る決断をしました。でもグランパスには必ず戻って来たいと思っています!ファミリーの皆さま、また会いましょう」とコメント。同クラブへ2度目の移籍はあるだろうか?
ティーラシン・デーンダー(元清水エスパルス)
母国タイでリーグ優勝
2018年にサンフレッチェ広島でJリーグデビューを果たし、2020シーズンに清水エスパルスの選手となったタイ人FWティーラシン・デーンダー。母国タイに戻り、2020年12月23日にタイ・リーグ1(タイ1部)パトゥム・ユナイテッドに加入した。
タイ・リーグ1の2020シーズンは、新型コロナウイルスの影響で通常の2月〜10月開催から延期が続き、2021年3月末に終了したばかり。ティーラシンは移籍後4試合に出場し1得点を挙げたが、2月25日から終了までの9試合は負傷によって出場できなかった。
それでもパトゥム・ユナイテッドは2位のブリーラム・ユナイテッドを大幅に突き離し(パトゥム勝点77、ブリーラム勝点63)リーグ優勝を果たすことに成功した。
コメントランキング