アーセナルからアトレティコ・マドリードへレンタル移籍により加入しているウルグアイ代表MFルーカス・トレイラは、アトレティコ退団が既定路線となっているようだ。24日、スペイン紙『アス』が報じている。
トレイラは2018年夏に開催されたワールドカップ・ロシア大会でウルグアイ代表をベスト8へと導くと、サンプドリアからアーセナルへの完全移籍。そして昨年10月にはアトレティコ・マドリードへ今年6月までのレンタルにより加入したものの、今季は公式戦わずか5試合の先発出場にとどまっていた。
同選手はアトレティコの一員として、今季のリーグタイトルを獲得。ただ、ディエゴ・シメオネ監督から信頼を得ることはできず、本人も退団の意向を固めたものとみられる。
また、トレイラはアーセナルとの現行契約を2023年6月まで残しているが、アーセナルの来季構想には含まれていない模様。そのため、今夏に他クラブへのレンタル移籍となる可能性が高いようだ。
なお、トレイラ本人は先月のメディアインタビューで南米でのプレーを望んでいることを明かしていた。また、アルゼンチンの強豪クラブであるボカ・ジュニアーズが同選手の獲得に興味を示しているものの、アーセナルが1500万ユーロ(約19億7000万円)を求めていると報じられている。
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