ユベントスは来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得したことにより、アンドレア・ピルロ監督を続投させるかもしれない。23日、イタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。
ユベントスは今季からマウリツィオ・サッリにかわりアンドレア・ピルロがチームを率いているが、UEFAチャンピオンズリーグでは昨季につづきベスト16で敗退。そしてリーグ戦ではシーズン序盤から勝ち点の取りこぼしが目立ち、スクデット10連覇の可能性が消滅。周囲では、アンドレア・ピルロ監督が今季終了後に解任されるという見方が広まっていた。
ユベントスは前節・インテル戦終了時点で来季UEFAチャンピオンズリーグ出場圏外の5位となっていた。しかし、23日に行われた最終節・ボローニャ戦で4-1と勝利。くわえて前節終了時点でユベントスを1ポイント上回っていたナポリがエラス・ベローナ相手に引き分けたため、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場を決めている。
また、ピルロ監督はボローニャ戦後のメディアインタビューで「コッパ・イタリアで優勝し、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得するというとても重要な目標を達成できた。来シーズンもユベントスのベンチにいると思うよ」とコメントを残している。
ユベントスは来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃した場合には、およそ8000万ユーロ(約105億円)の損失を抱えると伝えられていただけに、この結果には多くのサポーターが安心していることだろう。
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