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ローマ就任内定のモウリーニョ監督、ヴォルフスブルクの長身FW獲得を希望か

ボウト・ベグホルスト: Gettyimages

 ローマがヴォルフスブルクに所属するオランダ代表FWボウト・ベグホルストの獲得に興味を示しているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

 2015年夏に加わって以降、公式戦通算259試合に出場して119ゴール54アシストを記録しているボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコに今夏退団の可能性が浮上しているローマ。そのため、来季から同クラブの指揮官に就任するジョゼ・モウリーニョ監督はベグホルストの獲得を希望しているという。

 オランダ代表として4試合の出場を誇るベグホルストは2018年夏にAZ(オランダ)からヴォルフスブルクに加入。197cmの体躯を生かした空中戦の強さを武器に今季はここまでブンデスリーガ33試合に出場して20ゴール8アシストの好成績を収めている。

 ベグホルストと2023年夏まで契約を結んでいるヴォルフスブルクは移籍金として3000万ユーロ(約39億8000万円)前後を要求するとみられている。トリノに所属するイタリア代表FWアンドレア・ベロッティらの獲得にも興味を示していることが報じられるローマだが、待望のストライカー獲得に漕ぎ着けることはできるのだろうか。